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開業お役立ちコラム

【開業コラム】開業分析~焼き鳥屋編~

2022年01月20日(木)

こんにちは!大阪飲食店開業支援センターの中野です。


開業分析~日本料理屋編~に引き続き第4回の今回は焼き鳥屋の開業分析についてお伝えいたします!


いつも通りの注意事項で、これから解説する内容は私のこれまでの経験をもとにした私見であり数値等は参考と考えてくださいね。


それでは早速、焼き鳥屋編です!

市場の動向

焼鳥屋に関しては近年の傾向で2種類の営業形態に分かれます。1つは女性客や接待シーンをターゲットにした高級志向やお洒落な店舗。もう1つは町でよく見かける低単価テーブル席メインの宴会利用や団体利用をターゲットにした大衆店舗。

前者のお洒落な店や接待利用の店舗は基本的にビジネス街や一等地にある場合が多く、どうしても外出自粛要請や会社からの接待自粛要請などにより人通りが少なくなり売上が減少傾向、後者の大衆店も人数制限や宴会の減少により売上が減少傾向と例外はあるものの他の居酒屋と同様に焼鳥屋も非常に厳しい情勢となっております。
ただ、串一本からや人気のから揚げと相性も高くコロナ禍においてもテイクアウト需要は高く、新たな売上の柱が誕生してきた印象です。


開業資金

焼鳥屋は焼肉屋ほどではありませんがキッチンスペースの排気設備に力をいれないといけないため厨房設備に多少お金がかかりますが通常の大衆店で考えると席やお皿類にそこまでお金をかける必要がないため比較的安くスタートできる傾向です。

立地条件や、コンセプトなどで金額は増減しますので今回は一般的な居抜き20坪の焼き鳥屋を例にします。

【物件取得費】〜敷金、礼金、仲介手数料など〜
坪単価 1万円(20坪の場合20万円)
家賃×10=200万円
※坪単価に関しては目安です。

【内装工事】
坪単価 20万円(20坪の場合400万円)
※スケルトンの場合坪当り+5から10万円です。

【厨房工事】
50万円から150万円(建物の構造により増減有)


【設備資金】
業務用冷蔵庫、グリストラップ、シンクなどで150万円から300万円

【備品関係】
レジ、店内什器などで約50万円から100万円

設備資金合計700万円から1,150万円

【運転資金】
200万円~300万円



開業資金合計900万円~1,450万円


それぞれ坪単価で計算しておりますので当然これよりも小さい店舗の場合は安く抑えれますし、広い店舗ですともっと金額はかかってきます。


事業計画のポイント

焼鳥屋の食材原価率はズバリ30%です。有名な280円均一や低価格路線の店舗では難しく感じるかもしれませんがビール系飲料に関してはメーカー1社との独占契約を結ぶことで仕入れ価格を落としたり、メイン商品の焼き鳥に関しては自店で串うちをするなど様々な努力を重ねてこの30%の原価を実現しております
客単価が低く提供スピードが求められる店が多くそこに人件費がかかってしまう以上この仕入原価率30%は絶対に死守しなければいけない印象です。
また低価格路線の大衆焼鳥屋の多くは駅前の空中店舗に店を構えていることが多いです。これはターゲットである若者や宴会客ということを考えると駅近物件が必須となりそこで家賃を抑えるとなると空中店舗になるという流れです。
以上のことを考えると主張すべき事業計画は原価が抑えられる仕入れルートの確立、料理の提供スピードを上げることができるができる店内オペレーティングの工夫、スタッフ教育というところになるかと思います。

いかがでしたでしょうか?
第4回の今回は焼き鳥屋について解説いたしました。

開業融資を受けるとなると最低でも120万円の自己資金が必要かと考えられます。

焼鳥屋での開業をお考えの方は是非直接ご相談くださいませ。

次回は大衆中華店ついて解説します!ではまた!

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